歯科衛生士の柿本です。
私たちは他の複数の医院と合同で定期的に勉強会を開催しています。
自分たちの歯科医療の対する姿勢や診療内容を客観的に相互で確認しあいお互いの医療の質を高めることを目的としています。
今回は9/13(水)にその開催日が決定し、今準備を進めています。
以前はひとつのテーマを決め、それに基づき各医院がプレゼンテーションしていたのですが、ここ数回はテーマ、演題は自由とし各医院の症例や具体的事例を中心とした発表を行っています。
さて当院では多くのスタッフが6月、7月と2回に分かれて海外研修に行ってきました。
ひとつ目はスウェーデンのマルメ市マルメ大学でのリスクアセスメントモデルの研修で、7名が参加しています。
私たちが理想とする北欧歯科医療の本質を学ぶ事ができたと参加者全員が充実した顔で帰ってきました。
ふたつ目はスイスのチューリッヒ大学でのセレック研修というもので3名が参加しました。
セレックとは当院で導入しているCAD/CAMコンピュータによるセラミック修復の方法です。
麻生歯科クリニックではスイスで生まれたこのシステムを早くから導入しているのですが、その効果や反響が高く、患者さんのために更に知識や技術の向上に努めたいという気持ちを強くし、セレック研究や臨床の本場チューリッヒでセレック診療に特化した歯科医師の下で実り多き研修をしてきました。
今回の歯っとワークではこの2つの研修で学んだことを発表させていただく予定です。
今回は新しく参加される医院もあるということで、この勉強会がさらに活気づき充実したものになることと期待しています。
また同じ患者さんの利益を追求することに夢中な歯科医院の皆様には、広く門戸を開放していますので一緒に勉強していきましょう。