今回のブログはASO KIDS DENTAL PARKの木村が担当します。
8月6日、東京都にある昭和大学旗の台キャンパスにて「ジョイント4」へ参加してきました。この「ジョイント4~4つをつなぐ~」という名前は、日本小児歯科学会、日本障碍者歯科学会、日本歯科衛生学会が合同で主催していることからつけられたそうです。
家庭の食を育む~歯科から発信する「五感を生かした食教育」~を題材に、各歯科医療機関(保健センター、学校保健、大学病院、診療所)に携わる歯科医師や歯科衛生士と家庭の食の問題点を出し合い、食支援の具体策をワークショップ形式で作成しました。
ワークショップ形式とは、参加者が専門家の助言を得ながら問題解決を行う研修のことです。これにより発案された具体策として、食事アンケートを活用することや四季を通した食材の触感を知るイベントを歯科医院で企画すること等が挙げられました。
このような具体策を知ることも勉強になりましたが、今回、この形式に参加することで違った立場や初対面の方々と活発に話し合えること、そこから新しい見方を発見することのおもしろさを体感しました。今後、ワークショップ形式で企画することを院内でも取り入れたいと感じました。
最後に、「食育」は多くの歯科医療機関から注目されているということがわかりました。その「食育」を推進・普及させるためには機関(行政、大学、診療所)の連携、他職種(歯科医師、歯科衛生士、栄養士、保育士等)との連携が重要です。
当院で食育を導入する為に、このような研修に引き続き参加し、各機関の取り組みを知り、様々な食育を実践していきたいと思います。その結果、他機関や他職種との関わりを深め、地域貢献につながればと考えております。