麻生歯科クリニック、丸山歯科医院、原歯科医院合同で インプラント臨床研究の一環として 古賀 剛人先生をお招きし、インプラント治療の長期経過症例におけるリスクマネジメントについて検討した。
古賀先生はスェーデンのウプサラ大学に留学しインプラント治療を生物学的、科学的な見地から考察できる鋭い視点を持ち合わせている非常に優れた臨床医である。 次女が誕生するまで私のパートナーが彼の専属の麻酔医であったことにより、長くお付き合いさせていただいている。 時間があれば海外の論文を読み漁り客観的な分析をしその背景にある奥深いファクトをご教授していただいている。
今回、歯科衛生士の参加が非常に多く、日々のメンテナンスと同様にインプラント治療患者さんのSPTも高い水準でケアできるように、その考え方の本質をスタッフ全員に周知徹底していただいた。 これまでも顧問として古賀先生には何度かセミナーをお願いしているが、その積み重ねで医院水準が上昇していくのが手にとるように分かるようになった。 今回のメイントピックスであった逆行性インプラント周囲炎に関しては、いずれ後述しようと思っています。
麻生 幸男