静岡市葵区の歯医者・歯科なら静鉄・春日町駅にある麻生歯科クリニック

②旅行記　チューリッヒ大学　CEREC専門講座
Completeting Chairside Method
全顎光学印象採得の術式から適切なタイムマネージメント
　　　　　　
CAD/CAM　Hands-on

歯科技工士の佐川です。

CERECソフトウェアの進化、研究を続けている臨床研究教育機関で、セミナーを受けるチャンスを与えられ、自分の実力よりも高いレベルでの仕事内容ですが、チャンス到来と思い参加を決意しました。即答してから3か月間　大きな期待を胸に心待ちにしていました。

チュー リッヒ大学において、Ｍｅｈｌ教授以下大学の専門スタッフの方による講義や実習を受けました。ソフトウエアの基本から、バイオジェネリックを生かし たイメージング、診療室では、光学印象の応用的な操作方法や診断用機器としての使用法、デジタルFGPテクニック、デジタルなバーチャルアーキュレイター など、CERECで応用可能な顎咬合機能の基本も学びました。そして臨床の質問にも真摯に対応していただき、疑問や現時点の課題を解決することができ、日々の臨床に自信が持てるよ うになりました。

今後セラミック修復以外の歯科の分野で、幅広い応用が期待されています。
診断学の分野や矯正治療において、よりスペシャルな治療を手助けすることでしょう。

CERECシステムの全てが整っている環境下に置かれている私に出来るレンジを広げ、セラミック加工以外のインプラント診断やガリレオスCBCTとの連動においても院内における診療の支援を強化していく予定です。

研修以外にも、当地において避暑地に赴きお世話になった技工士の別荘に招待されてプライベートな交流も深め、仕事以外でも強いつながりができたことを感じました。

貴重なCEREC漬けの一週間を体験させていただきました。頻繁にアップデートするソフトウエアに対応し、常に先端のCERECを習得していきたいと強く思いました。

研修全日程終了後、Ｍｅｈｌ教授はじめ大学スタッフの方と、一緒にスイス料理を堪能し親交を深め、近い将来に日本での再会を約束しあいました。

このような機会を設けてくださった風間龍之輔先生、ご教授いただいたチューリッヒ大学の皆様に感謝申し上げます。